フィルターの使い方

スプレッドシートでのフィルタリングとは

スプレッドシートでのフィルタリングとは、データの中から条件に合致する値のみを抽出する機能のことです。フィルタリングすることで、大量のデータの中から必要なデータを素早く集めることができます。

フィルターの種類

スプレッドシートには以下のフィルターが用意されています。

  • テキストフィルター
  • 数値フィルター
  • 日付フィルター
  • ファンクションフィルター
  • 色フィルター

それでは、それぞれのフィルターについて詳しく見ていきましょう。

テキストフィルター

テキストフィルターは、文字列を条件にしてデータを抽出するためのフィルターです。例えば、売上データの中からある地域のみを抽出する場合に使用します。

テキストフィルターを使うためには、以下の手順を行います。

  1. フィルタリングしたい列名をクリック。
  2. フィルタアイコンをクリック。
  3. テキストフィルターを選択。
  4. 条件を入力し、OKをクリック。

数値フィルター

数値フィルターは、数値を条件にしてデータを抽出するためのフィルターです。例えば、ある価格帯の商品のみを抽出する場合に使用します。

数値フィルターを使うためには、以下の手順を行います。

  1. フィルタリングしたい列名をクリック。
  2. フィルタアイコンをクリック。
  3. 数値フィルターを選択。
  4. 条件を入力し、OKをクリック。

日付フィルター

日付フィルターは、日付を条件にしてデータを抽出するためのフィルターです。例えば、ある期間の売上データのみを抽出する場合に使用します。

日付フィルターを使うためには、以下の手順を行います。

  1. フィルタリングしたい列名をクリック。
  2. フィルタアイコンをクリック。
  3. 日付フィルターを選択。
  4. 条件を入力し、OKをクリック。

ファンクションフィルター

ファンクションフィルターは、関数を利用してデータを抽出するためのフィルターです。例えば、SUMIF関数を使用して、ある条件を満たすデータの合計値を求める場合に使用します。

ファンクションフィルターを使うためには、以下の手順を行います。

  1. フィルタリングしたい列名をクリック。
  2. フィルタアイコンをクリック。
  3. ファンクションフィルターを選択。
  4. 使用する関数を選択し、条件を入力し、OKをクリック。

色フィルター

色フィルターは、セルの背景色やフォント色を条件にしてデータを抽出するためのフィルターです。例えば、売上データの中からある商品に対応するセルのみを抽出する場合に使用します。

色フィルターを使うためには、以下の手順を行います。

  1. フィルタリングしたい列名をクリック。
  2. フィルタアイコンをクリック。
  3. 色フィルターを選択。
  4. 条件を入力し、OKをクリック。

フィルタービューの作成

フィルタービューは、特定のデータのみを抽出した状態を保存する機能です。いつでもその状態に戻ることができます。

フィルタービューを作成するためには、以下の手順を行います。

  1. データを抽出したい状態にフィルタリングする。
  2. [データ] > [フィルター] > [フィルタービューを保存]を選択。
  3. フィルタービューの名前を入力し、OKをクリック。

まとめ

スプレッドシートでは、フィルタリング機能を使ってデータを抽出することができます。テキストフィルター、数値フィルター、日付フィルター、ファンクションフィルター、色フィルターの5種類のフィルターがあり、特定の条件に合致するデータのみを素早く集めることができます。また、フィルタービューを作成することで、フィルタリングした状態を保存して、いつでもその状態に戻ることができます。