スプレッドシートを効率的にするショートカットキーとは

スプレッドシートは、数値や文字列の表を扱う際に欠かせないツールです。多くの情報を含むシートを扱う場合、操作時間を短縮するためにショートカットキーを活用することができます。ショートカットキーを使うことで、マウスを使わなくても素早く操作ができるため、作業効率を上げることができます。

スプレッドシートには、数多くのショートカットキーが存在します。例えば、セルを選択する "Ctrl + Space"、列を選択する "Shift + Space"、行を挿入する "Ctrl + Shift + +" などがあります。これらのショートカットキーを知っておくことで、スプレッドシートをより効率的に扱うことができます。

選択範囲の平均値を計算する -- Ctrl + Shift + T

選択範囲の平均値を計算するショートカットキーは「Ctrl + Shift + T」です。このショートカットキーを使うことで、選択したセルの平均値を手軽に計算できます。このショートカットキーを使うには、まず選択範囲を決めてから「Ctrl + Shift + T」を押します。すると、選択した範囲の平均値がその場で計算されます。

例えば、以下の表で、A1～A5までの範囲の平均値を求めたい場合、A1～A5までの範囲を選択した後に「Ctrl + Shift + T」を押します。すると、13870という結果が表示されます。

	A
1	12000
2	13500
3	14200
4	14150
5	13850

このように、「Ctrl + Shift + T」を使うことで、平均値を求める際に手間を省くことができます。大量のデータを扱う場合、このショートカットキーを使うことで、作業効率を上げることができます。

その他のショートカットキー

スプレッドシートには、他にも多くのショートカットキーが存在します。以下にいくつか例を挙げます。

Shift + Enter

文字列を入力する際に使う「Enter」キーとは異なり、数値を入力する「数値入力モード」に切り替えることができるショートカットです。セル内に入力したい数値を入力したい場合、「Enter」キーを押すとセルが移動してしまうため、このショートカットを使うことで、効率的に数値を入力することができます。

Ctrl + ; (セミコロン)

現在の日付を挿入するショートカットです。例えば、営業日報を作成する際に、日付を入力する必要がある場合、「=Today()」関数を使うことで思い通りの日付を入力することができますが、このショートカットを使えば、瞬時に現在の日付を挿入することができます。

Ctrl + D

選択した範囲をコピーする際に使うショートカットです。選択した範囲をコピーするときに、コピー元とコピー先の位置を合わせる必要があるため、ショートカットを使うことで、確実にコピー元とコピー先の位置を同じにすることができます。

Ctrl + Left/Right/Up/Down

セルの端までカーソルを移動する際に使うショートカットです。従来の方法で、カーソルを端まで移動する場合、矢印キーを複数個押す必要がありましたが、このショートカットを使えば、短時間でセルの端まで移動することができます。

まとめ

スプレッドシートは、表形式で多くのデータを扱う際に欠かせないツールです。ショートカットキーを使うことで、操作時間を短縮することができるため、作業効率を上げることができます。「Ctrl + Shift + T」を使うことで、選択範囲の平均値を計算することができます。他にも、「Shift + Enter」、「Ctrl + ; (セミコロン)」、「Ctrl + D」、「Ctrl + Left/Right/Up/Down」など、多くのショートカットキーが存在します。これらのショートカットキーを知っておくことで、より効率的にスプレッドシートを扱うことができます。