複数のワークシートからデータを取得して結合することができます。
IMPORTRANGEとは?
IMPORTRANGEは、Googleスプレッドシート上に複数のデータをまとめることができるGoogle Sheets関数の1つです。この関数を使用すると、他のスプレッドシートからデータを取得することができます。IMPORTRANGE関数を使用すると、2つ以上のシートからデータを取得し、それらを単一のシートに結合することができます。
IMPORTRANGEの使い方
IMPORTRANGE関数は次のように使えます。
=IMPORTRANGE("スプレッドシートのURL", "シート名!セル範囲")
- スプレッドシートのURL:データを取得したいスプレッドシートのURLを指定します。
- シート名:データを取得したいシート名を指定します。
- セル範囲:取得したいセルの範囲(例えば、A1:B5)を指定します。
複数のワークシートからデータを取得して結合する方法
複数のワークシートからデータを取得して結合するのは、扱っているデータが複数のシートに分かれている場合に有効です。この場合、IMPORTRANGEを使用して、複数のシートからデータを一度に取得することができます。以下は、複数のワークシートからデータを取得して結合するための手順です。
手順1: IMPORTRANGEを使用したデータ取得
- データを結合するための新しいスプレッドシートを作成します。
ワークシート1で、IMPORTRANGE関数を使用して別のスプレッドシートからデータを取得します。
=IMPORTRANGE("https://spreadsheet-url.com", "Sheet1!A1:B")
データを取得するスプレッドシートのURLと、取得したいデータのシート名と範囲を入力するのを忘れずに。
ワークシート2でも同様に、IMPORTRANGE関数を使用して別のスプレッドシートからデータを取得します。
=IMPORTRANGE("https://spreadsheet-url.com", "Sheet2!A1:C")
データを取得するスプレッドシートのURLと、取得したいデータのシート名と範囲を入力するのを忘れずに。
手順2: QUERY関数を使用したデータの結合
データを結合するための新しいシートで、QUERY関数を使用して、2つのシートのデータを結合します。
=QUERY({Sheet1!A1:B;Sheet2!A1:C}, "select * where Col1 is not null")
各シートのデータを波括弧で結合し、SELECT文で全ての列を選択し、WHERE句でNULLでないレコードのみを取得します。筆者のサンプルシートを参照してください。
まとめ
IMPORTRANGEを使用して、複数のシートからデータを一度に取得して結合すると、時間と手間を省くことができます。この方法を使用すると、データを効率的に処理し、分析することができます。是非一度お試しください。