テキストから数値への変換

スプレッドシートは、データを表形式で管理し、計算や分析、グラフ化などができるツールです。初心者でも使いやすいインターフェースと、多数の関数やコマンドがあるため、非常に便利です。

ここでは、スプレッドシートの中でも初級者向けのコマンドに焦点を当て、その内容の詳細、理解することで何に役立つか、具体的なシーン、補足的な情報、まとめについて説明します。

テキストから数値への変換

=VALUE(A1)  

テキスト形式の数字を数値に変換する関数です。例えば、「100」を「100」として扱う場合、セルの書式を変更するだけではなく、数値として計算をしたい場合があります。そのような場合には、VALUE関数を使って、文字列から数値に変換することができます。

使い方

引数

VALUE関数による変換するセルを指定します。

=VALUE(A1)  

具体的なシーン

例えば、クレジットカード明細書などでCSVファイルであなたの非常に長い売上リストを取得し、合計金額を調べたいと思ったとします。 価格列を選び、価格列をクリックし SUM 関数を使用しても、クオートが含まれるため計算ができません。この場合、VALUE関数を使用して、選択した列のクオートを削除し、計算可能な数値に変換することができます。

補足的な情報

VALUE関数は、セルの値を数値に変換することができますが、変換に失敗する場合もあります。例えば、文字列が数字以外の文字を含んでいる場合、変換に失敗します。

まとめ

初級者向けのスプレッドシートのコマンドとして、VALUE関数を紹介しました。この関数を使うことで、テキスト形式の数字を数値に変換することができます。例として、CSVファイルで取得した価格の総計を求める場合などに、役立ちます。VALUE関数は初心者でも使用しやすいため、是非活用してみてください。