データのソート(昇順・降順)

今回は、スプレッドシートの初級のコマンドである「データのソート(昇順・降順)」について解説します。

データのソートとは?

データのソートとは、テーブル形式のデータを特定の列を基準に並び替えることです。例えば、ある商品の販売データを表にまとめた時に、売上が多い順に並べ替えたい場合にデータのソートを使います。

スプレッドシートでは、ソートの基準列や昇順・降順などを設定することができます。また、複数の列を基準にソートすることもできます。

データのソートの方法

昇順にソートする方法

データを昇順にソートするには、次の手順を実行します。

  1. ソートする列を選択します。
  2. 「データ」→「並べ替え」をクリックします。
  3. 並び替える基準となる列を選択します。
  4. 「昇順」を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。

昇順にソートされた表が表示されます。

降順にソートする方法

データを降順にソートするには、次の手順を実行します。

  1. ソートする列を選択します。
  2. 「データ」→「並べ替え」をクリックします。
  3. 並び替える基準となる列を選択します。
  4. 「降順」を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。

降順にソートされた表が表示されます。

複数列に基づいてソートする方法

複数列に基づいてデータをソートするには、次の手順を実行します。

  1. ソートする列を選択します。
  2. 「データ」→「並べ替え」をクリックします。
  3. 基準となる複数の列を選択します。
  4. 列ごとに昇順か降順かを選択します。
  5. 「OK」をクリックします。

複数列に基づいてソートされた表が表示されます。

データのソートが役立つシーン

データのソートは、様々なシーンで役立ちます。

例えば、次のような場合です。

  • 販売データを売上が多い順に並び替えて、売り上げのトップ商品を特定する
  • 社員の出勤記録を日時で並び替えて、遅刻の多い社員を特定する
  • 活動報告書を日付で並び替えて、最近の活動状況を確認する

補足情報

スプレッドシートでは、他にも様々なデータ操作ができるコマンドがあります。例えば、

  • フィルター:条件に合致する行だけを表示する
  • 関数:合計や平均などの計算を行う
  • グラフ:データを視覚化する

などがあります。

これらのコマンドを使いこなすことで、より効率的なデータの操作ができるようになります。

まとめ

今回は、スプレッドシートの初級のコマンドである「データのソート(昇順・降順)」について解説しました。

データのソートは、テーブル形式のデータを特定の列を基準に並び替えることで、効率的なデータの扱いができるようになります。初心者でも簡単に使えるので、ぜひ活用してみてください。