列や行の挿入・削除

スプレッドシートはデータを整理し、計算・分析するためのツールですが、それをより効果的に活用するためには、データの整理が必要です。列や行を挿入・削除することで、データの追加・削除・整理ができるので、スプレッドシートを使いこなすためには、この操作が必須です。

列の挿入・削除

列の挿入

新しい列を挿入する方法は2つあります。一つは、挿入したい列の右側にある列の頭の文字を右クリックした後、「列を挿入」をクリックすることです。もう一つは、同じく挿入したい列の右側にある[+]ボタンをクリックし、選択した列の数だけ新しい列を挿入することです。どちらの方法でも、新しい列が挿入されます。

列の削除

削除したい列の頭の文字を右クリックし、「列を削除」をクリックすることで、選択した列が削除されます。注意しなければならないのは、削除した列に含まれるデータが削除されるため、削除する前には必要な情報のバックアップをとることが重要です。

ショートカットキー

列の挿入:Ctrl + Shift + +

列の削除:Ctrl + -

行の挿入・削除

行の挿入

新しい行を挿入する方法も2つあります。一つは、挿入したい行の下にある行の数字を右クリックした後、「行を挿入」をクリックすることです。もう一つは、同じく挿入したい行の下にある[+]ボタンをクリックし、選択した行の数だけ新しい行を挿入することです。どちらの方法でも、新しい行が挿入されます。

行の削除

削除したい行の数字を右クリックし、「行を削除」をクリックすることで、選択した行が削除されます。列の場合と同様に、削除した行に含まれるデータが削除されるため、削除する前には必要な情報のバックアップをとることが重要です。

ショートカットキー

行の挿入:Ctrl + Shift + +

行の削除:Ctrl + -

まとめ

列や行を挿入・削除することで、スプレッドシートのデータの整理を行うことができます。列の挿入・削除には、列の頭の文字を右クリックして「列を挿入/削除」を選択する方法、または[+]や[-]ボタンを使う方法があります。行の挿入・削除には、行の数字を右クリックして「行を挿入/削除」を選択する方法、または[+]や[-]ボタンを使う方法があります。操作は簡単で、効率的なデータ整理に欠かせません。

補足情報

  • 行と列を同時に挿入する場合は、新しい行を挿入した後、新しい列を同時に挿入することができます。同様に、行と列を同時に削除する場合は、新しい行を削除した後、新しい列も同時に削除することができます。
  • 行や列を削除すると、参照されているセル等に影響が出るので、削除する前にはその影響を確認する必要があります。
  • 行や列の挿入・削除は、データの追加・削除・整理だけでなく、見やすさの向上にも役立ちます。例えば、データの一部を隠すことができます。
  • Google スプレッドシートの場合、列の挿入・削除のショートカットキーはCtrl + Shift + +とCtrl + -ですが、Excelの場合は、Ctrl + Shift + +(またはCtrl + Shift + =)とCtrl + -がそれぞれ列の挿入・削除のショートカットキーです。

以上が、スプレッドシートの初級のコマンドである列や行の挿入・削除についての説明です。これらを使いこなすことで、データの整理や分析作業がスムーズに進み、業務の効率化につながることでしょう。