セルの削除

スプレッドシートは、表計算ソフトウェアの一種であり、Microsoft ExcelGoogle スプレッドシートなどが代表的なものです。主にビジネスシーンで使用されることが多く、データの入力・編集・整理・集計などの作業に使われます。

セルの削除

スプレッドシート上で、不要になったセルを削除することがあります。セルを削除することで、データの整理やスペースの節約などができます。

ショートカットキーを利用したセルの削除方法

セルの内容を消すには、Deleteキーを押すか、Backspaceキーを押します。Deleteキーを押すと、選択したセルが消去されます。対して、Backspaceキーを押すと、選択したセルの左側にあるセルが繰り上がります。

しかし、この方法だと、セル内に式がある場合、式は削除されずにそのまま残ってしまいます。式を削除する場合は、以下の方法を利用します。

  1. 削除したいセルを選択します。
  2. 「Ctrl+Alt+Shift+↑」を押します。
  3. 「Ctrl+-」を押します。
  4. 「幅と高さを自動調整」ダイアログボックスが表示されるので、「選択範囲」を選択し、「OK」を押します。

以上の手順で、セル内のデータや式を含め、選択したセルが削除できます。

範囲を指定したセルの削除方法

複数セルを削除する場合は、以下の方法を利用します。

  1. 削除したいセルの範囲を選択します。
  2. 「右クリック」をします。
  3. メニューにある「削除」を選択します。
  4. 「選択範囲のセルを削除する」ダイアログボックスが表示されるので、「シートにシフト」を選択します。
    • ※「選択範囲のセルを左にシフトする」を選択すると、対象範囲左側のセルがシフトされます。
  5. 「OK」を押します。

以上の手順で、選択したセルの範囲が削除できます。

範囲を指定して行や列を削除する方法

行や列を削除する場合は、以下の方法を利用します。

  1. 削除したい行や列を選択します。
  2. 「右クリック」をします。
  3. メニューにある「行を削除」または「列を削除」を選択します。
  4. 「選択範囲のセルを削除する」ダイアログボックスが表示されるので、「行全体をシートに削除する」または「列全体をシートに削除する」を選択します。
  5. 「OK」を押します。

以上の手順で、選択した行や列が削除できます。

まとめ

以上、スプレッドシート上でのセルの削除方法について紹介しました。ショートカットキーを利用した方法や、範囲を指定した方法、行や列を削除する方法を覚えることで、スプレッドシートを効率的に使いこなすことができます。是非、これらの方法を活用して、スムーズなデータ整理・集計を行いましょう。