VLOOKUP関数で検索する値を入力する際の注意点は何か

VLOOKUP関数で検索する値を入力する際の注意点

はじめに

本記事では、スプレッドシートのVLOOKUP関数を利用する際に、検索する値を入力する際の注意点について解説します。VLOOKUP関数は、ExcelGoogleスプレッドシートで使われる関数の一つで、複数のデータが格納された範囲から条件に一致する値を検索して取得することができます。そのため、検索する値の入力方法によっては、正しい結果が得られない場合があります。以下では、そのような失敗を避けるための注意点について解説します。

データ型の確認

VLOOKUP関数を利用する際に重要なのは、検索する値の入力方法によっては、正しい結果が得られない場合があるということです。その原因の一つに、データ型の不一致があります。VLOOKUP関数にはテキスト型、数値型、日付型などの異なるデータ型があります。検索する値を入力する際に、そのデータ型を正確に指定する必要があります。もし、誤ったデータ型で入力してしまうと、例えば、数値型のデータを文字列として検索した場合、正しい結果が得られない可能性があります。

テキストの場合

テキストデータを検索する場合、その値をクォーテーションで囲む必要があります。例えば、「サイトA」というテキストを検索する場合、「'サイトA'」というように、クォーテーションで囲います。また、大文字、小文字の区別にも注意が必要です。例えば、「SiteA」と「sitea」は別の値として認識されますので、正確な表記で入力する必要があります。

数値の場合

数値データを検索する場合、文字列として認識されないように、数字だけを入力する必要があります。また、検索対象の範囲は、それぞれの数値が実際に格納されている範囲に設定する必要があります。例えば、1から100までの数値がA1からB100に格納されている場合に、B列にあるデータを検索する場合、検索範囲はB1からB100になります。

日付の場合

日付データを検索する場合、入力フォーマットにも注意が必要です。例えば、日付が「2021/09/01」という形式で格納されている場合、検索する日付を「'2021/09/01'」という形式で入力する必要があります。また、複数の日付がある場合には、日付が正確に一致するかどうかも確認する必要があります。例えば、数字型の場合と同様に、検索範囲を正確に設定する必要があります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。本記事では、VLOOKUP関数を利用する際に、検索する値を入力する際の注意点について解説しました。正確な入力方法によって、正しい結果を得ることができますので、ぜひ覚えておいてください。