MINUTE:指定した時刻から分を取得する

スプレッドシートの便利関数と使い方

はじめに

スプレッドシートは、値を入力するだけでなく、様々な情報の処理や計算を行うことができる非常に便利なツールです。その中でも関数を利用することで、より高度な情報処理が可能になります。本記事では、スプレッドシートでよく使われる便利な関数とその使い方について解説します。

スプレッドシートの関数

スプレッドシートには様々な関数がありますが、ここでは代表的なものを紹介します。

SUM:範囲内の数値の合計を求める関数

以下の例では、A2からA5までのセルに入力された数値を合計した結果がB2に表示されます。=SUM(A2:A5)

A B
1
2 10 45
3 20
4 5
5 10

AVERAGE:範囲内の数値の平均を求める関数

以下の例では、A2からA5までのセルに入力された数値の平均がB2に表示されます。=AVERAGE(A2:A5)

A B
1
2 10 11.25
3 20
4 5
5 10

IF:条件分岐を行う関数

以下の例では、A2に入力された数値が100以上の場合には「合格」と表示し、100未満の場合には「不合格」と表示します。=IF(A2>=100,"合格","不合格")

A B
1
2 80 不合格
3 100 合格
4 90 合格
5 120 合格

VLOOKUP:テーブルから情報を呼び出す関数

以下の例では、A2に入力された文字列に対応する数値をB2に表示します。=VLOOKUP(A2,A5:B9,2,False)

A B
1
2 C 3
3 A 1
4 B 2
5 D 4
6 E 5

MINUTE:指定した時刻から分を取得する関数

以下の例では、A2に「2021/10/01 15:30:00」という形式で時刻を入力し、その中から分の部分のみを抽出してB2に表示します。=MINUTE(A2)

A B
1
2 2021/10/01 15:30:00 30
3
4
5

まとめ

スプレッドシートで便利な関数を活用することで、膨大な量の情報処理や計算を短時間で行うことが可能になります。本記事で紹介した関数は代表的なものですが、他にも様々な関数があります。自分が行いたい情報処理や計算に応じて適切な関数を選択しましょう。また、関数の書き方が分からない場合には、公式ドキュメントやウェブ上の情報を利用して学習することができます。