AVERAGE:指定した範囲の平均値を求める

スプレッドシートの便利関数と使い方

スプレッドシートには様々な便利な関数があります。これらの関数を活用することで、煩雑な計算やデータ処理を簡単に行うことができます。

本記事では、その中でもAVERAGE関数について詳しく解説します。

AVERAGE関数とは

AVERAGE関数は、指定した範囲の平均値を求める関数です。例えば、A1からA10までの数字を平均値を求めたい場合、以下のように関数を入力します。

=AVERAGE(A1:A10)  

これによって、A1からA10の数字の平均値が表示されます。

関数の引数

AVERAGE関数は、以下のような引数を取ります。

AVERAGE(value1, [value2, ...])  

value1には必須の数値または表現式を入力します。[value2, ...]には省略可能な複数の数値または表現式を入力します。引数で指定されたすべての数値値の平均値が返されます。

具体的なシーン

AVERAGE関数は、様々なシーンで役立ちます。

例えば、重要なデータの平均値を求める際に活用できます。また、複数のセルに入力された数字の平均値を求める際にも役立ちます。

補足的な情報

AVERAGE関数は、平均値を求めるために一般的に使用されます。ただし、注意しておかなければならないのは、空白セルは数値として扱われないため、平均値の計算には含まれない点です。

また、小数点の計算を行う場合、小数点以下の桁数に留意しなければならない点も重要です。

まとめ

以上、スプレッドシートの便利関数の一つであるAVERAGE関数について解説してきました。

AVERAGE関数は、指定した範囲の平均値を効率的に求めることができます。多数の数字を扱う場合、この関数を活用することで手軽に平均値を求めることができます。ただし、空白セルがある場合や小数点以下の桁数に留意しなければならない点にも留意する必要があります。

スプレッドシートを活用するためには、様々な関数を使いこなすことが重要です。ぜひ、AVERAGE関数をはじめとする便利な関数を活用して、スムーズな作業を実現しましょう。